アニマル・モデリング 動物造形解剖学

前作の「アナトミー・スカルプティング」に続く、片桐裕司さんの著書第2弾。
今回のテーマは「動物」です。

比較的人体の構成に近いチンパンジー、ゴリラ、動物園などでも見ることができるウマ、ゾウ、ライオン、そしてペットとしても身近なイヌといった、実在する動物彫刻に関するレクチャーの他、架空動物の代表格ともいえそうなドラゴンの彫刻レクチャーが掲載されています。

それぞれのレクチャーの内容の基本方針は、前作の「アナトミー・スカルプティング」をベースに、それぞれの動物彫刻における特徴的なポイントをまじえて解説しています。

人体と違って、あまり普段は接する機会の少ない動物の骨格や筋肉の解説が、これでもかと言わんばかりに詰まった一冊です。
さらには、ライオンの鬣や全身を覆う毛のとらえ方とその表現方法、ゾウなどに見られる分厚つゴツゴツとした皮膚の表現方法、ドラゴンの身体を覆う硬く頑強そうな鱗の表現など、それぞれの動物ならではの特徴を、しっかりと粘土彫刻で表現するための方法が事細かに解説されています。

この本には、

●チンパンジー
●ゴリラ
●アフリカゾウ
●ウマ
●ライオン
●ドラゴン
●イヌ

の彫刻レクチャーが掲載されており、人体とは違う、その動物ならではの特徴を表現するための骨組みや土台の作り方も細かく解説されています。

私は、オリジナルデザインのクリーチャーを作ってみたくて彫刻を始めたわけですが、クリーチャーをデザインする際には何かの動物をベースとしてデザインすることも多いと思うので、個人的には最も欲しい本の1つでした。

人体の時もそうですが、やはり人体も動物も観察する目というのが本当に大事だなと思わせる一冊だと思います。

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