よーし、ボク、フィギュア作っちゃうぞー! と希望に燃えていた頃のお話

あのときボクは若かった(そもそもそんな若くもないけれど)。
フィギュア製作に憧れて、エイヤーとその第一歩を踏み出したときのお話です。

さて何を作ろうかな?

私はゲームが大好きで、当時よくやっていたオンラインゲームがありました。
ファンタジーアース ゼロ」という、50人対50人でリアルタイムに戦争をするMMOアクションRPGです。

100人が入り乱れる大規模戦争 アクションMMORPG 『Fantasy Earth ZERO』

主に陣取り合戦と対人格闘がメインのゲームになるのですが、ゲーム初心者や慣れていない人は、ベテランユーザーにボッコボコにされてしまうのが目に見えているので、そういった人たちでもゲームを楽しんでもらえるよう、戦場で特定の条件を満たすことで、強力な「召喚獣」を繰り出し、操ることができます。

私はその召喚獣の中でも「ジャイアント」と呼ばれるキャラが大好きで、移動速度はとてつもなく遅く、対人格闘のスキルも全くないのですが、戦場を優位にするべく建てられた様々な建築物を破壊することに特化した能力があり、肩に担いだ大砲をガンガンぶっ放しておりました。

こんな感じです。

そんなわけで、私は初めて作るフィギュアのモチーフとして、このジャイアントを作ってみることに決めたのでした。

とにかく材料! 粘土買ってくるー!

前置きが長くなりました。

作るものは決まったので、次は粘土を買わなくてはなりません。
とはいえ、どんな粘土を使えば良いのかもわからないど素人ですので、とりあえず色々ネットで調べてみたところ、どうやら「ファンド(石粉粘土)」というのが、初めて粘土細工をするにもお値段的にも(←大事)よろしいのではないか、という結果にたどり着き、ファンドを購入。

こんなやつです。

ファンドは乾燥で固まってしまうので、使いかけのファンドを入れておく用のタッパーや、芯材の針金、使う場面があるかどうかわからないけど、何となく持っているとそれっぽく見えるなということでスパチュラセットも同時に購入。

これでとりあえず一通り(?)準備が整いました。

よーし、粘土こねるぞー!

自宅に戻り、早速ファンドを開封。
思ったより硬い印象。
ネットで調べたところによれば、まずは良い具合の硬さになるまで、ファンドに水を付けながらよく練りましょう、という事だったので、1/4ほどファンドをちぎって、水を含ませながらひたすらネリネリネリネリネリネリネリネリ……。

な、なかなか軟らかくならねぇ…。
しかも粘土の量が多すぎたのか、だんだんと握力までなくなってくる始末。

さすがど素人です。

ともかくも軟らかくしないことにはどうしようもないので、水を付けては練り、水を付けては練り、を繰り返すこと数十分。
途中、水を付けすぎてベチャベチャになったり、手から滑り落ちて床に落としたりなどのアクシデントはあったものの、ようやく使えそうな硬さになってきました。

よし、じゃあ早速形を出してみようということで、練り込んだファンドを適当にちぎって丸めてみる。
何となく顔の形も作ってみようということで、目、鼻、口を付けてみる。
とにかく早く形にしたいので、乾くのも待たずにどんどんどんどん手を入れる。

目とか小さいから、細かいところをいじるのが大変だな…。
よし、スパチュラを使ってどうにかしてみよう!
グリグリとあちこちスパチュラで押したり広げたりしてみる。

あ、あれ? なかなか形になってくれないな…。何だろうなぁ(何だろうなぁ、じゃねーよ)。
もっと、ここを、こう、いやちがう、こう、あれ? もっとこう、いや、こう、そうじゃねーよ、こうだよ、もうーーー、形にならねーなーーーーもーーーーーーーー!

などと粘土をいじりつつ数時間が経過。

そしてこうなりました。
人生で初めて、ファンドで作ったフィギュアがコレです。

ファンドで初めて作った、ファンタジーアースゼロのジャイアント

ひ、ひどい……(泣)

ま、まぁ、初めてだから、しょうがないよ、ね…。
何も知らないで作ったんだから、まぁ、今回は、ね…。

などと自分で自分を励ましつつ、ちょっとほろ苦さが残るフィギュア製作デビューとなりました。

でもこんな出来ではありましたが、粘土を触っているときは妙に集中できて、楽しくてわくわくしていたのは事実です。
そういった気持ちが残っていたから、時間が空いてしまってもまたやろう、という気になったのかもしれませんね。

ちなみに、この記事のアイキャッチに使っている写真は、ウチの奥さんが私の隣で同時に作っていた飼い猫のフィギュアです。

なんとなく、雰囲気があるような…。

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