片桐裕司彫刻セミナー 経験者15期 男性モデルフィギュアクラス【1日目】

7/15〜17に行われた「片桐裕司彫刻セミナー 経験者15期 男性モデルフィギュアクラス」に参加してきました。

先日の記事の通り、「アナトミー・スカルプティング 片桐裕司造形テクニック」という本から「片桐裕司彫刻セミナー」の存在を知り、脊髄反射的にセミナーに初めて参加してから、かれこれ通算で12回目の参加となりました。

「アナトミー・スカルプティング 片桐裕司 造形テクニック」との衝撃的な出会いのお話
いくら粘土を触ってもなかなか思い通りにいかず、徐々に粘土造形への熱が冷め始める私。そんなとき、これぞ私が求めていた、ものすごい教本と衝撃的な出会いを果たすお話です。

余談ですが私、この彫刻セミナーの最多参加者らしいですw
図らずも日本一の称号いただきましたw

初日は講義と実践で全身フィギュア1体を作る

前置きはさておき、初日の模様です。

セミナー参加が決まったときに、片桐さんから「事前に骨組みを作ってくるように」との課題が出されるので、当日モデルとなる方の写真を元にしたイラストから、全身フィギュアの基礎となる骨組みを作ります。

↓こんな感じ。

3mmのアルミ線を使って人型の形を作り、頭部、胸部、腰の部分をパテで固めます。
全身を細いアルミ線でグルグルと巻いているのは、粘土の食いつきをよくするためです。
首、腕、脚のアルミ線についている黒い印は、関節の位置を把握するために付けています。

今回はモデルさんを実際にお呼びして、目の前でポーズを取っていただきながら彫刻をするという内容。
モデルさんは現役のダンサーさんで、ボディービルダーのようなムキムキマッチョではなく、「身体を自在に動かすための筋肉」という感じの、ぎゅっと引き締まった素晴らしいプロポーションの持ち主。

何度か身体を動かしていただきながら、この日に制作するポーズを決め、そのポーズに合わせて骨組みにポーズを付けていきます。
ある程度ポーズが固まってきたら土台の板に穴を開け、骨組みを穴に挿した状態で更に細かいポーズを付けていきます。

上の写真は、その骨組みのポーズを決めた状態のものです。

肋骨と骨盤の傾き、捻れ、その関係性、それらを中心でつなぐ背骨、重心の位置はどこにあるのか、などなど、フィギュアのポーズを決める上でのポイントを講義していただきながら、みんな黙々と骨組みをいじっていきます。

片桐さん曰く、ここで間違うと、その後の行程で間違いをカバーすることは不可能。
故にこの骨組みの状態でしっかりとしたポーズを付けられない限り、粘土は付けさせない、というくらい重要な行程
なので、私含めみんな必死です。

何とか無事片桐さんのOKをもらい、いざ粘土を付けていきます。

骨組みで付けたポーズに合わせ、肋骨や骨盤を大きな塊でまず付けていき、それらを基準にしておおざっぱにボリューム出し。
細かい筋肉は後回し。まずはこのポーズにおける姿勢の流れや勢い、身体全体のボリューム感を出すことに注力します。
関節の位置もしっかり把握しながら、左右で腕や脚の長さが違うなどという事が無いように注意。
膝の向きと足の向きの関係性にも気を配り、とにかく全体のバランスを見ながら粘土を付けていくこと2時間。
何となく人の形になって来たところでお昼休憩。

こんな感じになりました。

姿勢の流れを見失わないように、身体の中心に正中線を入れて、骨盤の位置と傾きを把握するためにも線を入れてます。

私はいつもフィギュアを作ると「腰がなくなってる」と指摘されるのですが、今回も同じ過ちを繰り返してますね…。
左の腰がなくなって、左大腿部がやたら長くなってます…。くそぅ。
指摘されると「あ!」と気がつくのですが、作業中はどこか一点に集中してしまうのか、全体のバランスを見失うことが多くて困ります。

ともかくも昼ご飯食べて、気を取り直して午後の部スタート。
モデルさんには5分ごとにポーズの向きを変えてもらいながら、15分1セットで休憩10分。
このサイクルを繰り返しながら、途中途中で片桐さんから身体の各パーツごとの造形のポイント講義が入ります。

18時、悪戦苦闘の結果、初日終了。
結果こうなりました。

どうしても腰の部分が上手くいかず、1度腰部分の粘土をはぎ取って作り直しています。
それにだいぶ時間を取られてしまい、手や顔、細かい筋肉を付けるところまでは至らず。無念です。

ですが、腰に関しては一応の及第点はいただくことができたので、まぁ良しとします。

でもこのモデルさんを呼んでの彫刻セミナー、一番の難関は2日目なのです…。

以下次号。

スポンサーリンク
レクタングル(大)広告